この対応法のひとつとして Ch1 と Ch2 を入れ替えるアダプタを試作した (Fig. 8.14).
ポテンショスタット拡張基板と Analog Discovery の接続には基板上に接地した 30 ピンコネクタを使っているが,実際に電気的な接続が行なわれているのは実質的には 6 本だけである (GND だけは複数ピンに割り当てられていて,それらも接続しているので,物理的な配線としては 7 箇所で接続).
そこで Ch1,Ch2 のみをクロス,残りはそのままつながるようにしたアダプタの例を示す (Fig. 8a2.1).
部品入手の関係で2×6ピンのヘッダ/ソケットを使ったが,実際には2×5ピンでよい.
Fig. 8a2.1 インピーダンス測定用の端子の入れ替えアダプタの製作例.