エレクトロクロミックデバイス駆動時における電極電位の測定手法の提案

In situ measurements of electrode potentials of anode and cathode in organic electrochromic devices
Shota Tsuneyasu, Yuichi Watanabe, Kazuki Nakamura, Norihisa Kobayashi,
Solar Energy Materials and Solar Cells, 163, 200-203, (2017).
DOI: 10.1016/j.solmat.2017.01.035

一般的にエレクトロクロミック(EC)素子は、2つの電極間に酸化材料と還元材料を挟み込んだ構造を有します。酸化還元反応は各電極上で協奏的に起こるため、素子のEC特性はそれらの酸化還元電位に大きく依存しています。本論文では、2極EC素子駆動中のそれぞれの電極電位を同時に解析する手法を考案し、実際のEC素子駆動中の電極電位とEC反応性について議論しました。

2017年04月14日