2003年度 写真化学講義概要
以下は講義予定の項目ですが,順序や項目が変更される場合があります.
単元ごとにその内容についてのチェックシートを配布します.チェックシートの項目とそれについてのコメント等は随時掲載します.復習などのヒントに.
講義概要
0 序論.写真過程の概観
→チェックシート1
1 ハロゲン化銀結晶
1.1 ハロゲン化銀の一般的性質
1.2 写真感光体としてハロゲン化銀の製造
1.2.1 核形成と核成長
1.2.2 乳化と熟成
1.2.3 コントロールダブルジェット法
→チェックシート2
→チェックシート3
2 露光 - ハロゲン化銀の光応答
2.1 物質の電子構造
2.1.1 分子の電子構造
2.1.2 固体結晶の電子構造
2.2 光電子励起
→チェックシート4
2.3 ハロゲン化銀の電子構造と光応答
2.4 潜像核の形成
2.4.1 潜像核とは何か?
2.4.2 Gurney-Mott 理論
2.4.3 潜像核の性質
→チェックシート5
2.5 化学増感
2.5.1 硫黄増感
2.5.2 金増感
2.5.3 還元増感
2.6 分光増感
→チェックシート6
2.7 相反則と露光効果
2.7.1 相反則と相反則不軌
2.7.2 ソラリゼーションと Herschel 効果
2.8 写真感光過程における非効率因子
→チェックシート7
3 黒白写真における現像
3.1 現像の物理化学
3.1.1 現像とは何か
3.1.2 電気化学
3.1.3 電極モデル
→チェックシート8
3.2 現像液
3.3 現像効果
3.4 現像後の処理 - 停止と定着
→チェックシート9
4 カラー写真における現像
4.1 発色現像反応
4.2 現像液
4.3 カプラー
→チェックシート10
4.4 現像後の処理 - 漂白
→チェックシート11
5 インスタント写真と熱現像
5.1 物理現像と拡散転写法
5.2 熱現像システム
6 変退色と保存
6.1 現像銀
6.2 色素
6.3 強制劣化試験
→チェックシート12
7 廃棄物処理と環境問題